どうも、GK‐tomoです!
今日は運動を続けるための考え方について書きたいと思います。
「運動って続かないな~」
っていう人に、
ひとつだけ、運動の知恵を入れておくと続けやすくなるんじゃないかと思ってます。
世間一般的な
- 痩せたい
- 筋肉つけたい
ていうところから一歩離れて、
心臓を動かす
これを頭に入れておく理由を説明していきますね。
運動と命について
突然ですが、人間の死因、ご存じですか?
2019年の厚生労働省統計データより
1位 悪性新生物(がん)
2位 心疾患
3位 老衰
がんについては、今のところ防ぎようがないと思います。
老衰は加齢によるものなので、これも避けようがない。
では我々が一番気を付けなければならない病気は
心疾患
心臓の病気ですね。心臓が動かなくなって死んでしまう人がとっても多いんです。
こうやって聞くと
「人間みんな年をとれば心臓が止まって死ぬでしょ。当たり前なんじゃないの?」
こんな声が聞こえてきそうですが違うんです!
年を取って衰えて心臓が弱くなっていくのは”老衰”に含まれます。
「老衰よりも心疾患の方が多い」
強引にこれを言い換えると
老衰という寿命を迎える人より、本来与えられた寿命を迎えられずに最後を迎える人が多い
ということになります。
そして、非常に残念なことに、心疾患で死亡する人の数は年々増加傾向です。
心臓は動かさないと動かなくなる
心疾患
とはいってもその中身は様々です。
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 大動脈解離
- 弁膜症
それぞれで発生要因は少しずつ異なりますが、多くの場合は
心臓に脂肪が増えてしまう
このことで心臓の動きが悪くなったり、血栓ができて血流が止まってしまう
これが主な心疾患に陥る原因です。
これを聞いてなんとなく分かった方もいるかもしれません。
今回、運動が続かない人に知ってほしいのは
心臓をしっかり動かしていると脂肪がつきにくくなる
今日の一番のポイントです。
心疾患になると病院では・・・
心疾患の診断を受けると、医師は
ダイエット、食事制限、塩分制限、禁煙
これらをとにかく厳しく指導します。
原因が生活習慣にあるからです。
これが想像以上につらい・・・
無視する人もなかにはいますが、その結果を私はたくさん目の当たりにしてきました。
待っているのは、死を迎えるまでの苦しい毎日です。
せっかくの人生を楽しく生きるために
いつ寿命を迎えるか
これは誰にもわかりません。
でも、せっかく生きるなら
苦しさを味わうのは極力少ない方がいいですよね?
だったらやることはただ一つ
心臓を動かせ
これこれだけです。
- 痩せてきれいに見せたい
- ムキムキになってモテたい
みなさんそれぞれの理由で運動しているかと思います。
でも一番は
死ぬまで元気でいること
これに尽きるんじゃないかなと思います。
ある程度太っててもいいんです。
心臓を定期的に動かして、健康を維持
筋トレばっかりよりはるかに健康です!
ってのは言い過ぎですかね?w
心臓はどれくらい動かせばいい?
ここからはすこーし専門的になってわかりにくいですが、
一度計算して自分に必要な運動量を頭に入れておきましょう!
心臓が動いているかどうかは”心拍数”で確認します。
<カルボーネン法>という以下の計算式を使って、自分の年齢から目標心拍数が算出できます。
目標心拍数={(220⁻年齢)−安静時心拍数}×運動強度+安静時心拍数
<安静時心拍数>
運動する前に脈拍を15秒測ってください。4倍すれば1分間の安静時心拍数が分かります。
<運動強度>
運動強度は40~60%(楽である~ややきついの程度)が理想といわれています。
例)26歳、安静時心拍数65回/分、運動強度60%の場合
{(220-26)⁻65}×0.6+65=142.4
つまりこの方の場合は、脈拍を142以上に持っていけるように運動する必要があるということですね。
心臓リハビリテーションのガイドラインより
- 運動強度40~60以上の運動を週3~4回
- 1回で30分程度の負荷をかける
これを推奨しています。
これは心疾患の治療、再発予防で必要な運動量と仮定しています。
つまり、この運動量さえ維持しておけば、心疾患にはならない・・・?
とまあそんなうまくはいかないですが、(食生活とかも大事ですからね)
運動という視点だけで考えれば、ここはクリアしたいですね。
まとめ
いかかでしたか?
・運動の目的を心臓を動かすことに切り替える
・週3回、目標心拍数まで心臓を動かす
病気を遠ざける運動が、充実したミライにつながると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
ではまた。
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